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自分と子どもを放射能から守るには

いつかの夏。
「ここには、なんだってあるんだから!」
と嬉しそうに、採ってきたばかりの沢山の野菜を抱え、畑から戻った母。

去年の夏、その母は元気がなかった。
というか、母から元気が無くなったのを見たのは、初めてかもしれない。

2011年3月の中旬、臨月だった私宛に届いた手紙には、何度も
「ガンバレ!ガンバレ!!ガンバレ!!」
と、そこだけ大きな文字で書いてあった。
「福島は大変だけれど、こちらは大丈夫だから、さぎこは頑張って元気な赤ちゃん産んでね」
と。
それから月をまたいで、私は無事に出産し、福島への里帰りを取りやめたので
退院してからすぐに、日常の生活復帰をせざるを得なくなった。

けれどまぁ、やれるもんです。(クタクタですけど。)
やらずに済むならいくらでも周囲に甘えて
身体を休ませるに越したことはないと思いますが。(今からでも遅くないから誰か甘えさせて)
この時は、こんな風に頑張るママが、
もっともっと大変なママが、きっと沢山たくさん居るんだろう。
その思いだけでした。

そして夏をむかえて、
「食べられると思うけど・・」なんて
初めて聞いた、母の寂しげな台詞で差し出された、実家の野菜。
子供や孫に食べさせたいと言って、ずっと作り続けた母の気持ちが
全部ぜんぶ詰まった野菜を、私は要らないとは言えなかった。

考えると、ただ哀しくなってしまうので、考えないようにして。
けれども、産まれたばかりの子供の顔をみていると
考えない訳にも、対策をとらないわけにもいかない日々。

母乳からヨウ素が出ただの、米からセシウムが出ただのと
色々と情報が入るので、自分もやれるだけの事を
後悔しないようにやるだけ。
福島の姉も
「後で、やりすぎだったね。と笑い話になってもいい。
 今は、やれるだけのことをする!」と。
そんな姉が、先日実家にて、
今までで一番安定したカウンターで測定した結果
自分チより太平洋寄りの原発に近い実家(福島第一原発からおおよそ70km)が、測定値が低くてびっくり!
ほぼ平常値だったよ。との朗報メールをくれた。
なんだ!よかった!私も本当に一安心・・・。
自分の目で見ないとね、本当がわからないし。
実家に帰って、もうじき95歳になる祖父にも曾孫の顔を見せてあげなくちゃ。

母から貰った野菜も、この本のおかげで身体の栄養になってくれるでしょう。
哀しい気持ちで作るご飯って、食べると寂しい味がする。
だから楽しい気持ちで、せっかくだから食べて元気にならないと。

娘も8ヶ月になって、驚くことに、もうあんよが上手です。
「あなたは10ヶ月で歩いたよ。」と母が言っていたので、これはDNAか?
歩いて動いて、元気いっぱいなおかげで、ここ数日は離乳食をよく食べるようになってきたので
この娘にも、身体にいいご飯をあげたい。

この本が、そんな気持ちをやさしく後押ししてくれます。

Photo


 ↓最近、(勝手に)参考にさせて頂いてます。
ふくしま「I-e」ごはん。

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コメント

よかったね!いろんな放射線量の測定値を見ても、不思議なくらいさぎこちゃんちから実家までの地域は測定値が低いんです。まさにそこだけ神様が守ってくれたみたいに。

こちらの給食食材もしっかり測定されて、ウクライナの基準値より低いです。(検出限界値:30ベクレルを超えていないのがほとんどなのです。)長野県松本市の給食は40ベクレルで測定されているそうです。
空間線量が低い実家のほうなら更に安心なのではないかと思うわけです。

投稿: ピーちゃんママ | 2012年1月21日 (土) 23時55分

sunピーちゃんママさん。笑
ありがとーうっ♪
それでも、すぐにはまだ帰れませんが、きっと近々行けるでしょう☆^^
給食も30ベクレルを下回るなら、安心ですね。しっかり対策とられてるみたいで、何よりです。
県によって、違うんですね。それは何故でしょうね・・・
ウチの家族は、今回の事故で懲りない(いい意味で、諦めない)性格というのがよく分りました。笑
「負けてらんに!」なんでしょうね。^-^
祖父なんて、以前より元気そうだと聞いて笑いました。
そんな家族が作ってくれた野菜なら、間違いないでしょう。(多分。)

投稿: sagico | 2012年1月22日 (日) 10時05分

お母さんの、「食べられると思うけど…」って言葉、うちの母からも聞きました。
実家のご近所の、野菜を作っているおじちゃんからも。
こんな時代になってしまったけれど、戦争を生き抜いてきた我が家の94歳のおばあちゃんも、今はいい顔しています。
さぎこさん。一緒に乗り越えられたら幸いです。リンクありがとうございました。

投稿: mikttymama | 2012年1月30日 (月) 01時48分

clovermikttymamaさん
リンク、勝手に失礼しました。そして、ありがとうございます!
ここは隣県の茨城県水戸市で、心配していた母乳のヨウ素のことも、姉の「もしもヨウ素があったとしても、何にも代えられない愛が入ってるっ!!」
の一言で、飲ませることに決めて、ずっと与え続けることにしました。
mikttymamaさんのブログ、賛否があるのは当然かもしれませんが、私はいつも応援しています。
これからも光ある未来の福島のこと、美味しいご飯のレシピ、楽しみにしています。

投稿: sagico | 2012年1月31日 (火) 10時55分

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