海がきこえる
氷室冴子さん原作。
いつも行くレンタルショップ。
DVDのジブリのコーナーで見つけた。
スタジオジブリ作品?あったっけ?
なんて、失礼ながら、そう思いつつ
氷室さん原作なら、きっとイイだろう。
と思って借りてみた。
高校生の頃の、なんとも言えない
キューン。な感じ。
見終わって一言、きゅーん。。。
所々に見られる、懐かしい感情。
切ない台詞。
突飛なことがあるわけでもなく
なんでもない日常。
そのなんでもなさが、妙にいい。
そして眩しい。
収録の中に、作品の製作をしたスタッフの
お話も入っていた。
ジブリの若手作成軍団。
の手によって、作られた作品だとそれで判った。
色々と興味深い言葉もあったけれど、
その中で、この絵を書いた近藤さんの言葉
「全体を通して光と影、特に影の濃さに拘りました」
というのが、心に残った。
高校から、大学へと進学していく過程で
友情と恋心の狭間で
お互いの心の距離を、少しずつ縮めていく。
それは互いの成長を現す。
その「眩しい季節」とも言える、全体像を表現する為に
影の色の濃さに拘る。
というのが、なるほどと思った。
氏は「なんとなく、直感的にそう思った」と
おっしゃられていたけれど、
夏の強い陽射しを表現するには、影の色が重要だ。
光(明)を強調するという事は、
影(暗)を強調するという事。
だと思う。
それを、直感で。というのは、やはり才能。
普段でも、きっと同じ。
光の中だけにいる人は
案外、その場所の素晴らしさには
気付いてないかも知れない。
影を知る人こそ
「何気ない日常」という
素晴らしい光(恩恵)を肌で感じて
生きている。
それは光の中だけで生きるより
もっと意味があると想う。
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海がきこえる (徳間文庫) 著者:氷室 冴子 |
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海がきこえる 販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント |
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