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魂のみなもとへ 詩と哲学のデュオ

詩と、哲学。どちらも好きな世界だ。
しかし今まで、この二つを同時に考えることはなかっ
ワタシの中で、詩は詩であるし、哲学は哲学だった。
この二つを同時に本にするなんて、凄いなぁと、単純に読みたくなった。
もともとハードカバーだったものが、今回単行化されたもの。

「詩人のうちにも哲学が顔を出すし、哲学者のうちにも詩人がひそんでいる。」

上記は、文中、谷川氏の言葉だが、ここを読んで、ワタシは嬉しく思った。
しかし・・・この人の言葉に無駄が一切感じられないところが、本当に凄いなぁ。

  詩人、谷川俊太郎。 哲学者、長谷川宏。

         魂のみなもとへ―詩と哲学のデュオ
谷川氏の深くて澄んだ世界と、長谷川氏のむずかしすぎない言葉が、心地よく響いている。そして改めて谷川俊太郎という人の詩の凄さを感じたし、哲学の面白さを感じた。というのがワタシの感想。
音楽でいうなら、詩がメロディーで、ベースが哲学。
メロディーは、それだけでも成立するし美しいが、ベースという楽器が入って安定させると同時に、た別の角度から、メロディーの輪郭をくっきりと際立たせてゆく。

コンビ。ジョイント。ふたり一緒の表現者を示す言葉は他にもあるけれど、そういった意味からも、この本のサブタイトルの「デュオ」というのが、ぴったりだと、読んで納得た。

詩の世界も、哲学の世界も、ドアの数は果てしなけれど、ふたつの表現が奏でるその向かうところに、双方の接点が見えてくるのかもしれない。

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コメント

こよなく愛する谷川さんのそんなにも素敵な本が出ていたのですね。読みたいです。早く。魂が向かうところは、登山家があらゆる方向から目指していく山頂のようなもの。一歩ずつ高みに向かうに従って見えてくる景色の美しさ。いろんな景色を眺めてみたいです。一方方向からだけではなく。その微妙な距離感があらたな感動をうむのかもしれません。「ああ!こっちからはこう見えるのか!」みたいな。

投稿: さぎこの姉 | 2007年7月11日 (水) 19時41分

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